こちらでは、近年目覚ましい発展を続けるカリフォルニアワインをご紹介いたします。
カリフォルニアワインの特徴
アメリカの独立と同時に、カリフォルニアワインの歴史が始まりました。しかし、禁酒法や害虫の流行により、ワイン造りは廃れることになります。しかし、そんな状況を打破したのが、「モンダヴィワイナリー」を設立した、ロバート・モンダヴィ氏です。それまでのカリフォルニアワインと言えば、値段の安いジェネリックワインが主流でしたが、モンダヴィ氏は高級なヴァリエタルワインを造り続けました。そんな彼のこだわりにより、カリフォルニアワインのレベルが底上げされ、今では世界中のワインのレベルに追いつくだけの品質を持つようになったのです。
カリフォルニアワイン 産地の特徴
カリフォルニアワインに代表されるアメリカ産のワインは、西海岸や東海岸の地域によって造られています。歴史が浅いながらも、生産量は多く、現在では世界第4位に位置しています。カリフォルニアワインの地域性としては、個人での経営している小さなワイナリー「ブティックワイナリー」が多いのが特徴です。値段は比較的高価ですが、丹念に造られた味は、まさに個人経営ならではと言えるでしょう。
カリフォルニアワイン 選び方のポイント
カリフォルニアワインは、ワインの格によって分類することができます。1つのぶどうから造られる「バラエタル・ワイン」、複数の品種を合わせることで造られる高級ワイン「プロプライアタリー・ワイン」、値段もお手頃なテーブルワイン「ジェネリック・ワイン」の3つに分けられます。中でも有名なものが、高級ワインとして知られる「オーパス・ワン」や「ドミナス」です。カリフォルニアワインを選ぶ際は、この格で選んでみるのが良いかもしれません。