会社概要

創業・設立1936年(昭和11年)
1965年(昭和40年)
資本金1,400万円
代表者代表取締役社長 森本 章
従業員数

23名(正社員8名 、パート・アルバイト15名)

-令和6年7月1日現在-

事業内容酒類、食料品、菓子の総合小売業
及び 不動産賃貸業
事務所 本社/大阪府高槻市北園14番13号
森本ビル3F
本店/大阪府高槻市北園14番13号
支店/芥川店、永楽店(高槻市)
配送センター(永楽町)、北園倉庫

本店アクセス


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高槻の酒屋 株式会社もりもと と 社長森本章

「起業家を育てる」"こだわり社長"の人材思想

森本章社長は神戸商科大学を卒業後、アメリカに留学。ワインに魅せられ、社長就任後もワインの勉強で海外渡航五十数回。
業界では「ワイン博士」として有名。その社長の人材育成の基本は「起業家を育てる」こと。自身が"酒屋"のイメージを変革し続けてきた人物だけに、経営的視野で新しい試みに挑戦できる人材の育成に力を入れている。

「ソムリエと酒匠」

"プロ中のプロ"がいる会社。酒屋のシゴトというと、「店の商品を、お客さんの求めに応じて売るだけのこと」と思われがち。だが、当社では、お客様に本当の酒の味わい方をアドバイスできるプロの育成に力を入れてきた。
酒類業界には、ワインならソムリエ、日本酒なら酒匠、きき酒師といったライセンスがあるが、当社にはワインアドバイザ−、ソムリエ、コンセイエ、酒匠、きき酒師といった資格を持つ専門スタッフがすでに7名誕生している。
ちなみに、森本社長は小売業の団体 酒信連の副会長で、ワインスクール・パソコンスクールの"先生"でもある。

ソムリエ協会ワインツァーに参加して

ワインアドバイザー
(株)もりもと 代表取締役社長 森本 章

97年7月、ソムリエ協会主催のワインツアーに参加し、フランス、イタリアのシャトー巡りをいたしました。浅田会長を団長にワインが好きな個性ある21名が集まり、少しハードなスケジュールでしたが、大変楽しい旅行でした。あっという間に11日間が過ぎ、本当にいい勉強をさせていただきました。シャトーマルゴーにはじまり、ベイシュヴェル、ラフィット、ラグランジュ、ペトリゥス、ポメリー、モエシャンドン社の見学。たくさんのワインを試飲した中で、特にポムロールの丘で飲んだシャトーペトリウス '95年とポメリー社で試飲した、ルイズポメリー '82年はすばらしかった。また景色のすばらしいイタリアのモンタルチーノの丘、夕刻、レストランサバティーニでイタリア料理を食べながら飲んだガウディ、キャンティの味・・・。たくさんの楽しかった思い出やワインを通じてのいろいろな人の出会いを大事にしたいと思っています。そしてこれからも、もっと奥深くワインを勉強したいと思っています。

Feb.15.1997 記

'82年 ルイズポメリーを飲んだコメント・・・

最初は辛口に感じるが、まろやかなデリケートな味わい。
背骨がしっかりとしていて、後味がよい。その味わいは消えてゆくのではなくて、だんだんと立ち昇る感じである。光の表現をすると明るい部屋の中に影のない部屋でまんべんなく光があたっている味わいである。グラスを耳にあてると「ピチピチ」という愛のささやきが聞こえてくる。
その泡立ちは大きいものより小さいものにかわり、やがて煙のごとく消えてゆく。
まさに真珠のような神秘的なきらめきである。


ポメリー社長 (アラン ド ポリニャック氏)
と共に

ポムロールの丘で飲んだシャトーペトリゥス '95年

タンニンがしっかりして、ぶどうのもつ豊かなアロマが感じられる。まろやかさもありすべてバランスがとれ、とても95年ものとは思えないワインである。もう5、6年もするとブーケもよくものすごくすばらしいワインになる。

フランスソムリエ協会会長(ジョルジュ ペルチュイゼ氏)
日本ソムリエ協会会長(浅田勝美氏)を囲んでシャトーペトリゥスを試飲する社長 森本 章

V&S VINEXPO 香港に参加して

ワインアドバイザー
もりもと芥川店 店長 井上 久子

VINEXPO"98は香港で開催されました。
世界23ヶ国から500社以上のワイン&スピリッツが集合し、テイスティングルームやセミナー会場など大変な賑わいでした。日本語以外はわからないということでわかりやすい熱田先生のセミナーと田崎真也氏の講演を受講しました。
熱田先生のセミナー<ワインの仕入れから食卓までの実用的なアプローチ>はご自身の経験談やワインに対する思い入れなど楽しく、わかりやすく、すぐに実践出来る事がたくさんあり大変参考になりました。
田崎真也氏の講演<ワインの普及におけるソムリエの真の役割>はソムリエはマニュアル通りやるだけではなくお客様の意見を尊重することも大事。来て頂いた方全員に満足して帰ってもらい、又次ぎも来たいとという気持ちを持って頂くことがソムリエの仕事だと話されてましたが私たち販売をする者にも全部あてはまる事だと思います。又一緒に行ったタカムラの花井さんには大変お世話になりました。花井さんは、香港通なのでずっとくっついて歩きおいしいお粥の店や飲茶の店などあちこち案内してもらいました。ちょっとお洒落なワイン・バーではヴィンテージ物のワインを飲んだり、とにかくよく食べ、よく飲み、よく歩きの毎日でした。香港の飲茶はワイン(軽めの物)とあわしても本当においしいです。
同じツアーに参加した酒販店の方々の意欲的なワインの取り組みにも感心させられたり、反省したりの香港でした。

june.25 '98 井上 久子記

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